走るたびに新記録を出し、800mから5000mまでの中・長距離を得意とする田中希実選手。
小さなころから、コーチであるお父さんのトレーニングで世界に通じる選手に成長しました。
なぜこんなに強いのか?
田中選手の練習方法を調べてみました。
プロフィール
* 田中 希実(たなか のぞみ)
* 生年月日 1999年 9月 4日
* 身 長 153㎝ 体 重 41㎏
* 所 属 豊田自動織機TC
* 出身地 兵庫県小野市 [画像:ベースボールマガジン社より引用」
* 出身校 兵庫西脇工高 → 同志社大学
主な成績
- 2018年 U20世界選手権 3000m 優勝
- 2019年 世界選手権 5000m 14位
- 2020年 日本選手権 5000m 優勝
- 日本選手権 1500m 優勝
- 7月 ホクレンディスタンスチャレンジ2020 3000m 優勝 8分41秒35の日本新記録
- 8月 セイコーゴールデングランプリ1500m 歴代に記録を14年ぶりに更新4分05秒27
- 2021年 日本選手権 1500m 優勝
- 7月 ホクレンディスタンスチャレンジ網走 3000m 優勝 自身が出した日本新記録更新
コーチは父親
陸上競技出身者であるお父様がコーチをされています。
(ちなみにお母様は、北海道マラソンを2度優勝の経験を持つマラソンランナーです!)
中学校の時から陸上を始め、2年生の時に全国女子駅伝兵庫県代表で選ばれています。

この時に8区区間賞を獲得!
翌年も同じ8区区間賞を獲得!
高校に入ってから数多くの大会で優秀な成績を収めています。
・ U20世界選手権 3000m 金メダル獲得
この頃からすでに中・長距離で実力を発揮されていますね (*´▽`*)
2018年に同志社大学に入学して「駅伝以外でも活躍したい」との事で『豊田自動織機TC』に所属しています。
2019年の世界陸上競技選手権大会(ドーハ)では、予選で日本歴代3位・決勝では日本歴代2位(当時)となる
記録をマーク。

記録ってこんなに出るものなのですか??
まだまだ彼女は伸び続けます!!
なぜこんなに記録が出続けるんでしょう。
コーチとの練習方法に秘策があるようですね。
ハードなトレーニング
大会ごとに良い結果を出していた希実さんですが、更に上を目指すために
今春からトレーニングの取り組みを変えたと田中健智コーチは言っています。
田中選手の試合間隔はとにかく短い。
回復する間もなくという感じに思えるが、全てコーチの策略。
『基礎的なベースを上げたい』『いつでもこのくらいの記録は出せる』という土台作り
親子ですからね、何度となく衝突しながら何度も話し合ったそうです(#^^#) いい親子関係☆
しかし、2人はもっともっと先を見ています。
本命は5000m。
「そのために、800m・1500m・3000mが大事なんです」とコーチは言われています

言われてみると納得のいく話なんです!
5000mだけ練習したらいいじゃんって思いがちですよね?
こういう一つずつの積み重ねなんですよね!
まとめ
数々の大舞台で幾つもの新記録を更新してきた田中選手ですが
昨年は国際大会もなく、レースと練習との境目が曖昧になって、オフとオンの切り替えも曖昧になってしまう
など、メンタル面の不安を口にされていました。
アスリート選手は体と心の調和を整えるのも難しい所がありますよね。
「記録より、記憶に残る選手にしたい」
コーチの言葉通り、世界中がビックリするような走りを見せてください!