大きな帆をあげ、ヨットを右に左に傾けながら大海原を走るセーリング競技。
東京2020オリンピックは江の島で開催されます。
小さなころから兄妹で切磋琢磨してきた土居兄妹。
今回オリンピック3度目の出場を果たした妹の愛実さん、兄一斗さんの協力をもとにメダルを狙います!
見たことはあるけどルールなどよくわからない方に、チョットご紹介します。
土居愛実プロフィール
* 土居 愛実 (どい まなみ)
* 生年月日 1993年 8月29日
* 身 長 166㎝ * 体 重 65㎏
* 出身地 神奈川県
* 出身校 山手学院高等学校 → 慶応義塾大学
* 所 属 アビーム 【写真:スポニチより引用】
セーリングとは
ヨットやウインドサーフィンなどの帆走船で、帆に流れる風の揚力を動力として速さや技術を競うスポーツ
1984年 ロサンゼルス「ウインドサーフィン」
2000年 シドニー大会からは「セーリング」が競技名になっています。
競技方法
レース場に設置されたマークを、決められた順序で決められた回数まわってフィニッシュする。
風潮の状況、波の状態などを考え、他のヨットとの位置やコース取りなど戦略を常に考えてゴールを
目指さないといけません。

セーリングは「低得点方式」と言われる独自の採点方式が使われています。
1位が1点・2位が2点・3位が3点というように加算していき、最終的に得点
数が最も少ないチームが優勝になります。
セーリングを始めたきっかけ
兄の一斗さんが幼稚園の頃、お友達に誘われてセーリングを始めたのがそもそものきっかけで
その練習について行っていた愛実さんはコーチから「ジュースを20本揚げるからやろう!」と言われて
小学2年生の時始めたそうです(^^)

幼稚園児でもセーリングって始められるんですね!ビックリです!!
レザーラジアル級
愛実さんがされているのは【レザーラジアル級】で、女子のみの一人乗りです。
レザーラジアル級は他の種目とは違って、オリンピックや世界選手権では全て提供された船を使用。
条件が全員同じと言うことは、自分の磨いてきた技術だけで勝負するということですね!

愛実さんは・・・
「他国の選手に体格が劣るなら、自分は細かい動きを武器にメダルを狙う!」
と意気込んでいるそうです。 頑張れ~頑張れ~
東京2020代表選手の方々
■ 470級 男女共通2人乗り (岡田 奎樹・外薗 潤平)(吉田愛・吉岡美帆)
■ レーザー級 男子のみ1人乗り (南里 研二)
■ レーザーラジアル級 女子のみ1人乗り (土居 愛実)
■ 49er級 男子のみ2人乗り (高橋 稜・小泉 維吹)
■ 49erFX級 女子のみ2人乗り (山崎 アンナ・髙野 芹奈)
■ フィン級 男子のみ1人乗り (瀬川 和正)
■ ナクラ17級 男女混合2人乗り (飯束 潮吹・畑山 絵里)
まとめ
今回、東京2020オリンピック競技会場となっている江の島で、何十艘ものヨットが競い合います。
普段あまり映像でも見る事の少ない「セーリング」競技ですが、日本の選手たちが多く出場します。
自然を相手に大きな帆を操る選手たちを応援しましょう!